ホーリーベルあたりから一般のお客さんからの造形リクエストをいただけるようになり その中で一番多かったのがスクルドです。
 その他にの幼少のベルダンディーや幼少のウルドと、『なぜ幼少ばかり』と言いたくなるような内容でした。
 別にスクルドが嫌いと言う訳ではなく、立体映えするグロいイラストが今までなかっただけで、何か機会があれば造るつもりでいました。
 私の基本コンセプトは<誰もが足を止めるインパクトな造形>。
 なのでなかなか『造りたい!』と言うものがなかったのです。
 しかし ああ女神さまシリーズを6作も作っていてスクルドがないと言うのもおかしいな話、そう思いコミックスの表紙絵を抜粋。
 はじめて造る幼いキャラ、うまく造れるか不安でした。このスクルドのイメージコンセプトは
 <アンティークドール風>
うまく出来たかはおいといて、なかなか造っていて楽しかったです。
 扉や石段など 初めてプラ板を使用し、『自分には、メカ系のフルスクラッチは無理だな。』
などと思いながら新鮮な気持ちで作業にとりかかっていました。

(C)藤島康介/講談社
別画像
 出来上がってみてイメージよりほんの少し大人っぽくなっていまいました。
(おそらく塗装でいくらでも変わります。)
今回もまた時間的制約がつきまとい3週間と言う超タイトなスケジュールで、
仕事の合間にしあげました。ちなみに今回はプラ板を使ったことでエポパテ
10個ですみました。『たまには、こういうキャラもいいな』と新しい発見が
出来てとても楽しかったです。良い結果出るといいな。           
WF2003年夏 出展  原型制作 ひろまん
http://www.kgs-hiromen.jp/